きゅーいちのあれ(仮)

だいたい野球のこと

第90回記念選抜高等学校野球大会、2018年春の甲子園出場校予想

21世紀枠 3】

東 由利工(東北・秋田)

西 下関西(中国・山口)

3 大垣西(東海・岐阜)

東地区は好投手佐藤亜蓮擁する由利工。西は文武両道を掲げる下関西。3枠目は東海大会で中京大中京を破った大垣西が選出されると予想。

 

【北海道 1】

駒大苫小牧

4年ぶりに優勝を果たした駒大苫小牧が順当に選出されるだろう。道大会4試合全てで二桁安打の打撃が光る。

 

【東北 3】

聖光学院(福島)

花巻東(岩手)

日大山形(山形)

×能代松陽(秋田)

記念大会で例年より1枠増え3枠に。優勝した聖光学院は県大会から安定した戦いぶりを見せ、東北大会を制した。花巻東は1年生ピッチャー西舘に期待がかかる。3枠目は花巻東に4―6で敗れた日大山形が射止めそうだ。唯一公立校でベスト4入りした能代松陽だが2―16の大敗が大きく響いた。

 

【関東・東京 6】

中央学院(千葉)

日大三(東京)

◎明秀日立(茨城)

慶應義塾(神奈川)

東海大相模(神奈川)

健大高崎(群馬)

國學院栃木(栃木)

×佼成学園(東京)

例年通り関東4.5枠、東京1.5枠。関東はベスト4に残った中央学院明秀日立慶應義塾東海大相模、東京優勝の日大三は順当に選出されるだろう。

問題の6枠目はここ数年東京と関東、交互に選出されており、今年は関東の年である。試合内容も見ても8回までリードしていたとはいえ、6点差で敗退した佼成学園は厳しいか。健大高崎國學院栃木の比較になるが、準々決勝では健大高崎が明秀日立に2点差で、國學院栃木慶應義塾に1点差で敗退している。準決勝では明秀日立が慶應義塾に3点差で勝利しており、健大高崎に軍配が上がると予想。

 

北信越 3】

日本航空石川(石川)

◎星稜(石川)

◎富山商(富山)

×富山国際大附(富山)

記念大会で例年より1枠増え3枠に。決勝は石川対決となり、日本航空石川が星稜に10―0と圧勝。星稜も決勝で大敗したが、記念枠にもあり、選出は確実。3枠目は富山2校の比較になり、日本航空石川に2―7で敗れた富山商が選出されそうだ。

 

【東海 3】

◎静岡(静岡)

◎東邦(愛知)

○三重(三重)

△中京学院中京(岐阜)

記念大会で例年より1枠増え3枠に。静岡がエース春の好投で2年連続で東海大会を制した。準優勝の東邦東海大会3試合で25得点を記録。3枠目は東邦に1点差敗退の三重か静岡に3点差敗退の中京学院中京と争いに。

 

【近畿 6】

大阪桐蔭(大阪)

智弁和歌山(和歌山)

◎乙訓(京都)

◎近江(滋賀)

智弁学園(奈良)

彦根東(滋賀)

近畿は例年通り6枠。優勝はタレント揃いの大阪桐蔭。準優勝の智弁和歌山も決勝の大阪桐蔭に0―1と一歩も引かなかった。ベスト4には公立の乙訓が躍進。近江も好左腕2枚を擁し勝ち上がった。残る2校はベスト8の敗退校だが法隆寺国際、近大付はコールド負けもあり、選出は厳しい。乙訓に4―9で負けた智弁学園、近江に3―4で負けた彦根東が選出されそう。

 

【中国 3】

◎おかやま山陽(岡山)

◎下関国際(山口)

◎瀬戸内(広島)

×尾道(広島)

例年は2枠+四国と比較し1枠だが、記念大会で3枠に。おかやま山陽が決勝で下関国際との壮絶な打ち合いを制し、見事優勝。敗れた下関国際も今夏甲子園に出場したメンバーがほぼ残っており、台風の目になりそう。3枠目は広島2校の比較になるが、尾道は下関国際に0―7のコールド負け。瀬戸内はおかやま山陽に4―7で敗れており、瀬戸内が選出されそうだ。

 

【四国 3+1】

明徳義塾(高知)

◎英明(香川)

松山聖陵(愛媛)

高松商(香川)

大手前高松(香川)

△高知(高知)

四国も例年は2枠+中国と比較し1枠だが、記念大会で3枠に。さらに明徳義塾神宮大会を制し、もう1枠増えた。明徳義塾のエース市川は県大会初戦から神宮大会まで1人で投げ抜いた。準優勝の英明は1年生エース黒河の好投が光った。3枠目は明徳義塾に1―3で敗れた松山聖陵が手中に収めそうだ。問題は神宮枠であるが、もう1つのベスト4の高松商は英明に2―12の6回コールド負けで、選出に影響しそうだ。準々決勝で松山聖陵に6―8で敗れた大手前高松、英明に7―8で敗れた高知にも選出の芽があり、選考は荒れそうである。

 

【九州 4】

創成館(長崎)

◎富島(宮崎)

東筑(福岡)

延岡学園(宮崎)

九州は例年通り4枠。創成館は左腕川原、右腕伊藤を擁し九州を制した。富島はあれよあれよの勢いで準優勝。東筑は夏に引き続きエースの石田を擁し、選抜当確。延岡学園も同じ地区の富島が選ばれるが、試合内容からしても影響なさそうだ。