東洋大、先発はドラフト候補の梅津(仙台育英・3年)。初回は1番茂木、3番フェルナンドに四球を与えますが、大きく外れることなく、制球が悪いという印象はありませんでした。1アウトから4番山田をファーストゴロ、5番岩見をキャッチャーゴロ、ストレートで押しピンチを切り抜けます。
楽天-東洋大
— きゅーいち (@kyuichi46) 2018年3月3日
茂木(楽天)vs梅津(東洋大) pic.twitter.com/WkTjKzAWP7
楽天先発は小山。小山はストレート、変化球ともに抜けていてコントロールに苦労していた印象。1アウト後、2番津田、3番佐藤に連続四球。こちらもドラフト候補、4番の中川(PL学園・3年)は初球をレフト前に運び、東洋大が先制します。
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2回にも東洋大は堀北(龍谷大平安・2年) のタイムリー3ベースで1点を追加。先発の梅津は変化球も効果的に使い、2回、3回をノーヒットで抑えます。
4回、梅津は先頭の4番山田を変化球で空振り三振に仕留めますが、続く5番岩見、6番中村、7番匠に変化球を全て逆方向に拾われ、1アウト満塁のピンチを作ります。8番南は初球のストレートを打ちますが、ショートゴロ。これが併殺打となり、ピンチを切り抜けます。結局、梅津はまともにストレートを打たせず、4回を無失点でマウンドを降ります。
5回、東洋大はサウスポー藤井(富士市立・3年)がマウンドに。先頭の9番堀内がライト前ヒット、1番茂木は四球、2番松本は1、2塁間を抜けるヒットで0アウト満塁。3番フェルナンドの場面でボールが大きく外れ、暴投でようやく楽天が1点を還します。1アウト後、4番山田の犠牲フライでさらに1点を追加し、1点差とします。藤井は制球が安定せず、ストレートを狙い打ちされた結果となりました。
楽天は6回から今季から育成となった久保がマウンドに。変化球、ストレートともに問題なく、早く支配下登録になりそうな雰囲気ではありました。
東洋大は6回からは上茶谷(京都学園・3年)がマウンド。ストレートを中心に6回は匠を三振、8番南はピッチャーゴロ、9番堀内はどん詰まりのショートフライに抑えます。続く7回は先頭の代打伊志嶺にライト前ヒット、2番松本はバントでキャッチャーが見失い内野安打。0アウト1、2塁のピンチを背負いますが、3番フェルナンド、4番山田を変化球で三振に打ち取り、5番岩見を歩かせた後、6番中村をレフトフライに抑え、ピンチを切り抜けます。
上茶谷 pic.twitter.com/penESiv7PZ
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楽天は7回から青山。先頭の1番竹原(二松学舎大附・3年)が上手くレフトに流し、2番津田がバントで得点圏に。3番佐藤をスライダーで見逃し三振に打ち取った後、4番中川は浮いてきた変化球をレフトへ運び、今日2本目のタイムリーで追加点を挙げます。
東洋大8回は右サイドスローの山下(東邦・2年)。先頭の代打向谷には四球を出しますが、8番南、9番堀内を緩急をつけたピッチングで連続三振に打ち取ります。
楽天8回は釜田。連続三振で簡単に2アウトにしますが、8番堀北がセンター前ヒットを打ち、9番小川には制球が安定せず四球。1番竹原はサードフライに打ち取りますが、ランナー背負った後のピッチングが今後の課題でしょうか。
東洋大最後のピッチャーは甲斐野(東洋大姫路・3年)。ストレートを武器に、2番松本をセカンドゴロ、3番フェルナンドをピッチャーゴロ、4番山田は変化球で三振に打ち取り、試合終了。好投手を擁した東洋大が評判通りのピッチングをし、勝利しました。
東洋大グラウンド
楽 天 000 020 000|2 小山(5)、久保(1)、青山(1)、釜田(1)
東洋大 210 000 10X|4 梅津(4)、藤井(1)、上茶谷(2)、山下(1)、甲斐野(1)
楽 天 打安点 東洋大 打安点
指 茂 木 100 8 竹 原 510
(H指)伊志嶺 210 6 津 田 100
6 松 本 520 2 佐 藤 300
9 フェルナンド 400 4 中 川 322
3 山 田 401 9 山 田 400
7 岩 見 320 指 末 包 410
8 中 村 410 3 酒 巻 110
5 匠 310 (H3)山 本 200
(H4)向 谷 000 7 堀 北 421
45 南 300 6 小 川 310
2 堀 内 410
投手成績
楽 天 回 安四三責 東洋大 回 安四三責
小 山 5 3513 梅 津 4 3330
久 保 1 1010 藤 井 1 3112
青 山 1 2021 上茶谷 2 2130
釜 田 1 1120 山 下 1 0120
甲斐野 1 0010