きゅーいちのあれ(仮)

だいたい野球のこと

19.03.10 東洋大―JX-ENEOS

JX-ENEOSの先発は江口(鹿児島工)。ストレートを早いカウントから狙い撃ちされ、2回で6安打3失点を喫しますが、3回以降は変化球主体に切り替え、2イニングを4奪三振無安打無失点。いいイメージで降板できたのではないでしょうか。

 

2番手のルーキー藤井(富士市立―東洋大)は制球が荒れる場面もありながら、やはり左であの速さのストレートは魅力的。1イニングをしっかり0で抑えました。2年後のドラフトにもしっかり浮上してくると思います。

 

東洋大の先発に抜擢されたのはサウスポーの渡辺(1年・報徳学園)。初回は0に抑え、2回には先頭にヒットを打たれますが、続く打者をサードゴロ、次の打者もショートゴロに抑えますが、ショートの送球エラーで1アウト2、3塁。8番柏木の初球、ど真ん中に入ってきたスライダーをレフトスタンドに持っていかれ3失点。エラーの影響もあったか不用意な1球でした。

 

ここから東洋大は1イニングずつの継投。印象に残ったのは4番手の河北(1年・浦和学院)と6番手松沢(1年・帝京)。河北はほぼストレートで相手打線を押し、無失点。松沢はコントロールよく、テンポの良い投球で登板した投手で唯一三者凡退に抑えました。

 

野手ではJX-ENEOSのショートでスタメンの渡邉が2回の第1打席に同点の足掛かりとなるヒットを打ち、3打席目には高めに浮いた直球を左中間へ運び、途中出場の小豆澤もフェンス直撃の2ベースを放ちました。キャッチャーに復帰した柏木は前述の通り本塁打を放つなど計4打点。元NPB選手の青山、園部が加入し、さらにレギュラー争いが熾烈となりそうです。

 

東洋大では今秋ドラフト上位候補、佐藤が第1打席にしっかりとタイムリー。主力投手が多く抜け、キャッチャーとしても真価が試されるシーズンとなりそうです。

 

東洋大グラウンド

東洋大  120 002 001|6 渡辺、大宮、永光、河北、山内、松沢、山下―佐藤

エネオス 032 101 00X|7 江口、藤井、柏原、宮崎、西島―柏木、鹿屋