きゅーいちのあれ(仮)

だいたい野球のこと

19.07.07 選手権群馬県大会1回戦 中央中等―安中総合

中央中等の先発は3年生右腕の名古屋。初回は1アウトから2番大畑が右中間への2ベース、さらに中継がもたつく間に3塁を陥れる好走塁でいきなりのピンチでしたが、3番檜木を浅いレフトフライ、4番中島をセカンドゴロに仕留め、ピンチを脱します。

 

安中総合の先発は2年生エースの清水。こちらも初回、2番金井に四球を与え、3番中林のところでスチール。キャッチャーの悪送球も重なり、表と同じ1アウト3塁の状況を作ります。しかしこちらも中林は浅いレフトフライ、4番松岡はスライダーで三振と清水が得点を与えず。最速141km/hを記録するなど、上々の立ち上がり。

 

その後は低めを丁寧に集める名古屋と130中盤から後半のストレートと落差のあるスライダーでぐいぐい攻める清水の投げ合い。

 

均衡が破れたのは6回裏、中央中等の攻撃。先頭の2番金井が膝下の変化球を引っ張り、ライト線への3ベースでチャンスを作ると、続く3番中林がレフトへ飛距離十分の犠牲フライを放ちついに試合が動きます。

 

その直後の7回表。安中総合は2つの四球などで、2アウト1、3塁とすると、1番駒ヶ嶺の場面で1塁ランナーがディレード気味な中途半端なスタート。キャッチャーは2塁へ送球し、1塁ランナーを挟みますが、挟殺プレーの間に送球が逸れ、その間に3塁ランナーがホームイン。すぐさま同点とします。

 

 

延長も見えてきた8回裏。中央中等は1アウトから3番中林がライトへの飛球。一度落下地点に入ったようにも見えましたが、風に流されたかライトの頭上を越える3ベースでチャンスメイク。続く4番松岡レフト前へのタイムリでついに勝ち越し。その後も篠﨑のタイムリーで1点を追加し、2点リードとしました。

 

後がない安中総合は2アウトながら満塁のチャンスにキャプテン駒ヶ嶺でしたが、セカンドゴロに倒れ、中央中等がシーソーゲームを制しました。

 

中央中等のエース名古屋はピンチでも飄々と低めに丁寧に投げていたのが印象的でした。彼をリードしていた2年生キャッチャーの篠﨑は清水から2安打放ち、スローイングでも肩の強さが目立っており、群馬を代表するキャッチャーになっていくのではないのでしょうか。

 

安中総合の清水は初回に141km/hを記録し、その後も130中盤から後半を常時記録。すでに群馬県でもトップクラスのピッチャーだと思っています。1年後どんなピッチャーになっているか非常に楽しみで、まずは秋、さらに成長した姿を楽しみにしています。

 

選手権群馬県大会1回戦 中央中等―安中総合 上毛新聞敷島球場

安中総合 000 000 100|1 清水―伊藤

中央中等 000 001 02X|3 名古屋、松岡、名古屋―篠崎

 

  安中総合  打安点   中央中等  打安点

9   駒ヶ嶺 500  8  川 島 400

4   大 畑 310  6  金 井 310

8   檜 木 400  4  中 林 311

3   中 島 410  515松 岡 410

1   清 水 300  131名古屋 410

5   内 山 110  2  篠 﨑 420

(R7)片 岡      9  篠 原 40

(H) 上 原 110  3  松 下 21

(R) 高 木      (5)長谷川

6   齋 藤 200  (3)廣 田

2   伊 藤 310  7  清 水 210 

7   中 嶋 200

(H) 外 処 100

(5) 小 池 000

 

 

投手成績

安中総合 回  安球三責 中央中等 回   安球三責

 清 水 8  7242  名古屋 7.0 4421

              松 岡 1.0 1100

              名古屋 1   0110

19.07.07 選手権群馬県大会1回戦 桐生第一―藤岡中央

11年ぶりの夏の甲子園を目指す桐生第一は二枚看板の1人、本木が先発。130中盤のストレートと120キロ前後のスライダー、100キロに満たないカーブを武器に3回まで1安打無失点と完璧なピッチング。

 

昨夏ベスト8の藤岡中央の先発は2年生右腕の原田。130前半のストレートを中心に低めに集めていましたが、初回、エラーで出たランナーを2塁に置き、4番廣瀬、6番石原イムリーで2点を先制されます。

 

さらに2回は1アウトから9番本木が2ベースで出塁すると、1番工藤ライトの頭上を越えるタイムリー3ベースでさらに追加点。その後も2番青木のタイムリーやエラーなど生じてこの回一挙5点。3回にも変わった市毛から2点を奪い桐生第一は9―0と序盤で大きくリードを広げます。

 

このペースのまま行きたい本木でしたが、1アウトから2番馬場がヒットで出塁すると、3番本木もショート内野安打で繋ぎ、4番田口にはストレートの四球で満塁とします。5番の植田はストレートを振り切り左中間への2点タイムリー2ベースで還すと、6番の馬淵のセカンドゴロの間にランナーが還り、藤岡中央はこの回3点を還します。

 

5回にも変わった宮下から1点を還すと、7回には満塁のチャンスにこの日2安打の3番本木でしたが、宮下のストレートを空を切り、得点できませんでした。

 

藤岡中央は4回から変わった背番号1の松原が4回から6回を0に抑えていましたが、7回、1アウト1、2塁から9番本木がライトへのタイムリー2ベースで1点を追加し、1番工藤を歩かせ、2番青木のタイムリーで7点差のコールドゲームが成立。桐生第一が初戦を突破しました。

 

桐生第一が打線に力強さを発揮しましたが、本木の状態がやや気になるところ。今後の起用法がどうなっていくか。2年生サウスポーの宮下は120後半のストレートと落差のある変化球が印象的。数年前のエース内池を見ているようで、それを超える投手になってほしいです。

 

藤岡中央は序盤の守備の乱れが響き大量失点。それでも地に足着いた中盤からは併殺3つ取るなど、いいプレーが出ました。先発した2年生原田は全身を使ったフォームで昨年のエース門馬を彷彿とさせます。こちらも超えるポテンシャルを秘めていると思うので、どんな投手になっていくのか期待しています。

 

選手権群馬県大会1回戦 桐生第一―藤岡中央 上毛新聞敷島球場

藤岡中央 000 310 0|4  原田、市毛、松原―植田

桐生第一 252 000 2|11 本木、宮下―星野

 

 藤岡中央  打安点   桐生第一  打安点

6  高 橋 310  4  工 藤 411

4  馬 場 320  6  青 木 433

7  本 木 421  5  山 口 411

5  田 口 200  3  廣 瀬 311

2  植 田 312  2  星 野 410

8  馬 淵 301  9  石 原 432

9  田 村 300  8  内 田 41

13 原 田 210  7  塚 越 21

3  田 角      (1)宮 下 110

(1)市 毛 100  (H)中 島 110

(1)松 原 210  (R)齊 藤 

            17 本 木 431

 

投手成績

藤岡中央 回   安球三責 桐生第一 回  安球三責

 原 田 1.2 7002  本 木 4  4113

 市 毛 1.1 4012  宮 下 3  4231

 松 原 3.1 6302

個人的2019年夏の高校野球群馬県大会展望

前橋育英―市立太田ブロック】

  • 夏4連覇を狙う前橋育英は投打に充実。エースの梶塚を軸に今年の春は阿部、川島と経験を積んだ。打はセンス溢れる丸山と強打のセカンド剣持を中心に得点を重ねる。秋ベスト4の渋川青翠はインステップから力強いストレートが魅力のサウスポー宮下が大黒柱。初戦は春に負けた高経附だけに雪辱を誓う。市立太田は去年のようなタレント揃いではないが、粘り強く春ベスト8。安定感のあるサウスポー沼田がこの夏も接戦を勝ち抜く。その初戦の相手は吾妻中央。130後半の勢いのあるストレートが持ち味のサウスポー土屋がおり侮れない相手だ。東農大二は斎藤、狩野ら強力打線が持ち味。春も梶塚から8得点と打ち込んだ。

桐生第一―伊勢崎清明ブロック】

  • 桐生第一は若駒杯を制した代が最終学年に。杉山、本木の両本格派右腕が軸。打線はトップバッターの工藤が鍵を握る。安中総合はU-15代表右腕、2年生清水がエースとなり台風の目となるか。前橋工はエース黒澤を軸に夏の強さを見せつけたい。伊勢崎清明は大型右腕荒木の安定感が増せば、初の頂点も見えてくる。桐生第一の前監督、福田監督が就任した利根商は春に健大高崎に敗れはたしたものの善戦。その初戦の相手は好投手佐藤がいる嬬恋と好カード。

健大高崎―館林商工ブロック】

  • 健大高崎は柳澤、田口、伊藤と打の軸は安定している。笹生、吉井、藤原ら様々なタイプの投手陣で如何なる場面でも抑えていきたい。その健大高崎の相手は商大附前橋の勝者。商大附は緩急を使った投球が持ち味の堀野、前橋は経験値が豊富なエース大澤とどちらが来ても手強い相手だ。館林商工は織田、村田の2枚看板で春ベスト8まで勝ち上がった。関学大は前チームからの主力貝原、河田を中心に昨年届かなかった頂点を。春は樹徳を最後まで苦しめた伊勢崎工の右サイド笠原が旋風を巻き起こすか。

【樹徳―前橋商ブロック】

  • 樹徳は井達監督が復帰し、いきなり春ベスト4。攻撃力ある打線を武器に勝ち上がる。初戦の相手は春苦戦した西邑楽と再戦。毎年好投手を輩出するチームとどう立ち向かうか。前橋商は140を超える県内No.1サウスポー井上が軸。春は圧倒的な投球を見せ、評価も急上昇中。夏でもさらなる成長した姿を見せたい。高崎は1年夏からマウンドに上がるエース北爪が最後の夏を迎える。秋ベスト8の高崎商館林もこのブロック。春は早々に敗退してしまったが、雪辱に燃える。

 

 

昨夏 【優勝】前橋育英【準優勝】健大高崎

   【ベスト4】高崎商 関学大附【ベスト8】 伊勢崎清明 前橋工 藤岡中央 前橋商

昨秋 【優勝】前橋育英【準優勝】桐生第一

   【ベスト4】健大高崎 渋川青翠【ベスト8】館林 伊勢崎清明 樹徳 高崎商

今春 【優勝】前橋育英【準優勝】健大高崎

   【ベスト4】桐生第一 樹徳【ベスト8】伊勢崎清明 館林商工 市立太田 前橋商

BCリーグ前期が終わったので気になった選手の成績を書く

【投手】

・鈴木 駿輔(福島レッドホープ)

10試合 3勝2敗 28.2回 20奪三振 防御率5.40

1.000(3-3) 0本 3打点 0盗塁 0三振 OPS2.000

聖光学院高では夏の甲子園ベスト8に貢献し、青山学院大でも出番を増やしつつあったが、福島に入団した。初登板は5回9失点と乱調だったが、徐々にBCの水に慣れてきたか実力を発揮しつつある。打の方も3打数3安打と今後の起用方も気になってくる。GO/AOが0.46って凄いっすね。

 

・小沼 健太(茨城アストロプラネッツ)

10試合 2勝7敗 61回 45奪三振 防御率4.43

新球団の茨城を引っ張る大型右腕。1つでもチームに勝利をもたらすため、後期は快投を続けたい。

 

・辻 空(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

10試合 1勝0敗1S 9.2回 16奪三振 防御率3.72

広島を戦力外になり今季加入した快速右腕。150を超えるストレートで奪三振を重ねる。1ヶ月間登板が無かったり心配していたけど、ここ最近は登板も多くなり、後期の開幕を先発で任される。正直BCにいるべきではない選手と思うのでNPBはどこか獲って。

 

・青柳 正輝(群馬ダイヤモンドペガサス)

11試合 9勝0敗 78.2回 50奪三振 防御率1.60

高校時代は群馬を沸かせた軟投派左腕。先発の柱になるとのらりくらりとらしさを発揮し、前期優勝の大きな立役者に。

 

・長谷川 凌汰(新潟アルビレックスBC)

10試合 3勝1敗 47回 41奪三振 防御率1.91

新潟三本柱(自分が勝手に呼んでる)の一人。長身から投げ下ろすストレートは威力十分。今年は安定した成績を残し、47回で9四球と制球力も安定。

 

・海老塚 耕作(新潟アルビレックスBC)

17試合 1勝0敗5S 18回 16奪三振 防御率0.50

高校時代は福田俊(日本ハム)と共にチームを支え、大学時代はリリーフとしてチームを牽引し、最後の秋は神宮大会へ導いた力投派右腕。ここまでは18回で8安打4四球、防御率0.50と圧巻のピッチング。

 

・有馬 昌宏(富山GRNサンダーバーズ)

17試合 0勝1敗1S 17.2回 26奪三振 防御率1.53

 独特なテイクバックから打者を牛耳るサウスポー。奪三振率は13.25と驚異的な数字。

 

・原田 宥希(福井ミラクルエレファンツ)

22試合 2勝0敗 26.1回 27奪三振 防御率4.44

四国ILを代表する選手がBCに入団。序盤は打ち込まれるシーンも目立ったが徐々に対応している。140後半のストレートは威力があり、前期最下位に沈んだチームを浮上させたい。

 

・金城 登耶(オセアン滋賀ユナイテッドBC)

8試合 1勝0敗 13.1回 8奪三振 防御率8.10

近江高校では背番号1を背負った高卒ルーキーサウスポー。緩急を使った投球が持ち味であり、6/20の富山戦では5回1失点で初勝利。後期飛躍できるか期待したい。

 

【捕手】

・速水 隆成(群馬ダイヤモンドペガサス)

.333(105-35) 8本 30打点 0盗塁 24三振 OPS1.061

パワフルな打撃が持ち味な大型捕手。序盤はバッティングに苦しんだが徐々に本来の実力を取り戻した。攻守でチームを牽引する。

 

・喜多 亮太(石川ミリオンスターズ)

.238(122-29) 3本 18打点 1盗塁 27三振 OPS.700

高校、社会人と強豪チームでマスクを被り、全国でも経験豊富な選手がBCに加入。盗塁阻止率は.438と実力を発揮。

 

・茨木 智也(オセアン滋賀ユナイテッドBC)

.344(96-33) 0本 8打点 5盗塁 9三振 OPS.827

西濃運輸とのオープン戦で打撃が目立っていた選手。最近は外野での出場が多く打撃でも成績を残しつつある。レギュラーに定着できるか。

 

内野手

・青木 颯(群馬ダイヤモンドペガサス)

.331(133-44) 1本 24打点 6盗塁 9三振 OPS.918

群馬の安打製造機。昨季も打率.352をマークしており、前期終盤にはスイッチにも挑戦中。様々なことに取り組みさらなるレベルアップを。

 

・ラファエル ポロ(群馬ダイヤモンドペガサス)

.401(152-61) 16本 44打点 10盗塁 12三振 OPS1.252

前期では開幕から大爆発し、現在三冠王カラバイヨの穴を完全に埋めた。6/8にはサイクルヒットを記録した。内外野守れるユーティリティーさも持ち合わせ、チームの柱を担う。

 

・佐野 悠太(信濃グランセローズ)

.336(119-40) 0本 18打点 0盗塁 13三振 OPS.824

ルーキーながら5番に定着し、打率も.336を記録。前期優勝に大きく貢献した。兄はDeNAに所属する佐野恵太。

 

・神谷 塁(石川ミリオンスターズ)

.354(147-52) 0本 11打点 23盗塁 16三振 OPS.815

昨季リーグトップの35盗塁を記録した快足は今年も盗塁王をひた走る。課題の打撃でも打率3割を大きく超えている。

 

【外野手】

・加藤 壮太(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

.328(128-42) 4本 16打点 15盗塁 24三振 OPS.932

走攻守三拍子揃った大型外野手。序盤は極度の打撃不振だったが、中盤から爆発し、打率3割を超えた。リードオフマンとしてチームを引っ張る。

 

・工藤 陽平(オセアン滋賀ユナイテッド)

.260(77-20) 0本 5打点 3盗塁 10三振 OPS.663

高校時代は全国制覇に貢献し、大学でも主力として活躍。実績を考えると前期の成績はやや寂しい。後期での活躍を期待した。

 

 

 

 

2018→2019 群馬の選手の進路

【投手】

・門馬 亮(藤岡中央高→立正大)

・恩田 慧吾(前橋育英高→日本体育大

・堤 凌平(樹徳高→共栄大)

・名田 光祐(市立太田高→大東文化大)

・菊地 洸慶(市立太田高→東北学院大)

・大戸 涼輔(市立太田高→富士大)

・星野 佑斗(前橋商高→仙台大)

・小澤 颯太(高崎商高流通経済大

・安原 和波(伊勢崎清明高→流通経済大

・高橋 勇人(関学大附高→足利大)

・金子 知生(新田暁高→BC群馬)

・寺沢 星耶(佐久長聖高→上武大→東京ガス

・喜多川 省吾(前橋育英高→中央大→日本生命

・青柳 正輝(伊勢崎清明高→大東文化大→BC群馬)

・萩原 拓光(渋川高→順天堂大→四国IL愛媛)

・弓削 隼人(佐野日大高→日本大→SUBARU楽天④)

 

群馬のドクターK、門馬は昨年の神宮大会覇者立正大へ進学。新田暁の剛腕、金子と14年夏初めて県決勝へ導いたサウスポー青柳はBC群馬へ。大型サウスポーの弓削はドラフト4位で楽天に指名された。

 

【捕手】

・小池 悠介(前橋育英高→明治大)

・大柿 廉太郎(健大高崎高→法政大)

・山村 航大(市立太田高→國學院大

・伊藤 一晟(桐生第一高→日本大)

・岩崎 将志(前橋商高→桐蔭横浜高)

・来須 悠斗(関学大附高→東日本国際大)

・吉田 高彰(智辯学園高→上武大→セガサミー

 

2年生ながら17年夏甲子園で2発放ち、3年では4番キャッチャーとしてチームを引っ張った小池は明治大、1年からマスクをかぶり、3年時には強力打線で中軸も担った大柿は法政大に進学。強豪校でマスクをかぶり、全国大会も経験豊富な吉田はセガサミーへ。

 

内野手

・高山 遼太郎(健大高崎高→Honda)

・大越 弘太郎(健大高崎高→亜細亜大)

・今井 大輔(市立太田高→中央大)

・金田 拓馬(桐生第一高→朝日大)

・吉田 晃誠(前橋商高桐蔭横浜大

・中里 壱成(関学大附高→共栄大)

・岩崎 龍馬(前橋工高→上武大)

・野村 佑希(太田市リトルシニア→花咲徳栄高→日本ハム②)

 

2年時に花咲徳栄を4番として全国制覇に貢献した野村は日本ハムに2位指名。好走守アグレッシブなプレーが光る今井は中央大。高校通算47本塁打を誇る高山は社会人Hondaでプレーを続ける。

 

【外野手】

・山下 航汰(健大高崎高→読売育①)

・今井 佑輔(健大高崎高→筑波大)

・立石 龍人桐生第一高→仙台大)

・蛭間 拓哉(前橋桜ボーイズ→浦和学院高→早稲田大)

・市根井 隆成(前橋商高→上武大→セガサミー

・平山 敦規(健大高崎高→東海大→日本製鉄鹿島)

・工藤 陽平(前橋育英高→國學院大→BC滋賀)

・有馬 裕亮(前橋工高東海大北海道→四国IL愛媛)

 

2年時の春の甲子園で満塁ホームラン2本含む、高校通算75本を放った山下は読売に育成指名。セガサミーに入社した市根井はスポニチ大会で2打席連続ホームランとすでに存在感を発揮。13年夏1番バッターとして夏の甲子園全国制覇に貢献し、國學院大でも活躍した工藤はBC滋賀に入団した。

19.04.28 春季群馬県大会準々決勝 健大高崎―前橋商

前橋商の先発は右の佐藤。130中盤のストレートと120前半の変化球を織り交ぜ、3回までパーフェクトピッチ。しかし2巡目の4回。1アウト1塁から3番田口レフトへの2ランホームランを浴び、この日初めてのヒットで2点を失います。続く4番伊藤、5番宮石の連打、6番稲村はきっちり犠牲フライを打ち上げ、あっという間に3点を健大高崎が奪いました。

 

健大高崎の先発は経験値豊富な3年生サウスポーの藤原。しかし、この日はストレートも変化球も引っかかる場面が多く、ボール先行がとても多く3回まで無失点も6四死球。4回は1アウトから8番代打の橋本、9番鈴木が連打でピンチを招くと、1番東海林にもライトへヒットを打たれます。2塁ランナーの橋本がホームを突きますが、ここはライト宮石の好返球でタッチアウト、ピンチを救います。結局藤原は無失点に抑えますが、内容的にはとても良いとは言えない状態です。

 

逆に前橋商は不安定な藤原から1点も取れなかったのが致命傷でした。健大高崎は4回で藤原を諦め、5回からは吉井がマウンドに。6回に1点を失いますが、要所要所を締め、7回は変化球で三振2つを奪い、3人で抑えます。

 

8回からは健大高崎は右の笹生。調子の上がってきた吉井を降ろして大丈夫か?と思いましたが、球速は吉井を上回る最速137km/h。8回はピンチを背負いますが、2番池田を三振に切ります。

 

前橋商は5回から2番手はサウスポーの井上にスイッチ。この井上が衝撃的でした。マウンドに上がると常時130後半の力強いストレートとキレのあるスライダーをコースへ投げ込み、6回には141km/hをマークするなど、健大高崎打線が全く対応できず。結局最後まで投げ切り、5イニングを2安打無四球7奪三振無失点。県内No.1ピッチャーと言っても過言ではありません。1年生のとき見ており、もう少し軟投派というイメージでしたが、ここまで力強いボールを投げ込むとは……。次の夏に向けて非常に楽しみなピッチャーが出てきました。

 

試合は9回、笹生が締めて健大高崎が準決勝進出。前橋商は14残塁とあと1本が出ませんでした。健大高崎もピッチャーの層は厚くなってきたなと印象です(久保田とか吉田はどこ行ったんだろう……?)。守備陣も安定感があり、あとは打線の底上げが出来れば、夏の頂点も見えてくるのではないでしょうか。まずは春連覇を目指し頑張ってほしいです。

 

 

春季群馬県大会準々決勝 健大高崎―前橋商 高崎城南球場

健大高崎 000 300 000|3 藤原、吉井、笹生―柳澤

前橋商  000 001 000|1 佐藤、井上―西岡

 

 健大高崎  打安点    前橋商  打安点

2  柳 澤 300  7  東海林 210

5   辻  400  4  池 田 411

4  田 口 412  5  市 場 400

3  伊 藤 420  3  小 松 300

9  宮 石 410  9  長 尾 520

8  稲 村 201  6  小 池 200

7  御 園 310  (H)田 村 100

6  井 上 300  (6)齊 藤 200

1  藤 原 100  2  西 岡 300

(H)磯 田 100  1  佐 藤 100

(1)吉 井      (H)橋 本 110

(H)山 本 100  (1)井 上 220

(1)笹 生      8  鈴 木 210

 

投手成績

健大高崎 回  安球三責  前橋商 回  安球三責

 藤 原 3  3620  佐 藤 4  3123

 吉 井 3  3131  井 上 5  2070

 笹 生 2  2120

19.04.28 春季群馬県大会準々決勝 桐生第一―市立太田

昨春と同じ対戦となり、その試合では市立太田がコールドで桐生第一を降しました。

 

桐生第一の先発はその試合で2回5失点とコールドのきっかけとなってしまった杉山が。130中盤のストレート(最速138km/h)と120キロ中盤のキレのあるスライダー、そして100キロに満たないスローカーブの組み立て。2回にはエラーで失点してしまいますが、4回以降は1安打に抑えるピッチング。コントロールも安定しており、決め球のスライダーも9奪三振の内、5つスライダーで三振を奪いました。

 

市立太田の先発はサウスポーの沼田。120中盤から後半ストレートと100キロ台の変化球とあまり凄みはありませんでしたが、コーナーを丁寧着くピッチングで桐生第一打線を6回まで2安打1失点。この試合では5四球を与えましたが、そのコーナーへの意識の結果なのかなと思います。

 

そして今日の試合で1番目立っていたのが桐生第一のトップバッター工藤。まず初回はヒットで塁に出ると、2番青木の場面で2塁へスチール。さらに3番本木の場面で完全に沼田のモーションを盗み3盗を成功。4番石原のタイムリーで先制のホームを踏みました。3回、6回には粘りながら四球をもぎ取り出塁。このチームの核は工藤で彼がいかに出塁することが大事になってきます。工藤自身も自分がどうすれば出塁できるのか、ということが打席で工夫が見られてよかったです。

 

守備では去年秋は外野でしたが、今日はセカンド。1つ失策を出してしまいましたが、夏では精度を上げ、守備でもスピード間のあるプレーに期待したいです。

 

試合は1―1のまま7回裏、桐生第一の攻撃。先頭の5番石原が四球で出塁すると、1アウトから7番加藤がサードへの当たり。これをサードが送球エラーをし、ボールがこぼれている間に1塁ランナーは3塁を陥れます。そして8番杉山セーフティースクイズでついに勝ち越し。1番工藤イムリも出て、さらに1点を追加します。

 

9回、杉山が3人で抑えて桐生第一が準決勝にコマを進めました。

 

 

春季群馬県大会準々決勝 桐生第一―市立太田 高崎城南球場

市立太田 010 000 000|1 沼田―武藤

桐生第一 100 000 20X|3 杉山―久保田

 

 市立太田  打安点   桐生第一  打安点

7  加 藤 410  4  工 藤 221

8  武 井 300  6  青 木 310

6  瀬 野 410  8  本 木 300

2  武 藤 410  3  中 島 411

9  木村彪 420  9  石 原 211

4  生 方 410  2  久保田 400

3  竹 内 200  7  加 藤 300

(H)半 田 100  1  杉 山 201

1  沼 田 300  5  坂 本 200

(H)一之瀬 100

5  中 山 300

 

投手成績

市立太田 回  安球三責 桐生第一 回  安球三責

 沼 田 8  5561  杉 山 9  6190