きゅーいちのあれ(仮)

だいたい野球のこと

19.10.20 秋季高校野球関東大会1回戦 青藍泰斗―西武台

接戦をものにし栃木1位で勝ち上がってきた青藍泰斗と好投手を打ち崩し埼玉2位で23年ぶりの関東大会に進んだ西武台の一戦。

 

西武台は初回から打線の力を見せます。1アウトから2番小松がセンター前ヒット、2アウト後4番松木がライト前ヒットを放ち、初回からチャンスを作ります。しかし、5番山田は青藍泰斗先発大須賀の変化球に手を出してしまい、ここは無得点に終わります。

f:id:kyuichi46:20191020232116j:plain

青藍泰斗 先発大須

先制したのは青藍泰斗。2回、先頭の4番猪瀬が四球で歩き、5番佐々木は左中間へのイムリー2ベース先制。1アウト後、7番小太刀はセンターへの当たりがぐんぐん伸びていき頭上を越える3ベース2点目。8番犠牲フライでこの回3点を取ります。

 

直後の西武台、3回の攻撃。2アウトから2番小松、3番深田の連打でチャンスを作ると、4番松木センターへのタイムリで1点を還し、さらに4回は2アウト2塁のチャンスから9番庄司イムリでさらに1点を還し、1点差とします。

 

そして西武台5回の攻撃。1アウトから連続四死球でチャンスを作ると、進塁打で2アウト2、3塁とし、5番山田は変化球を弾き返し、ライトへのタイムリでついに逆転します。

f:id:kyuichi46:20191020233355j:plain

逆転タイムリーを放った 西武台 山田

3回以降0を並べる西武台先発増田。球速は120km/h前後と速くはありませんが、100km/hをきる変化球を織り交ぜ、緩急を付けたピッチング。青藍泰斗打線もフライアウトが多く、取った25個のアウトのうち13個がフライアウトと手玉に取ります。

f:id:kyuichi46:20191020233747j:plain

西武台 先発 増田

8回に1点ずつ取り合い、西武台は9回に一挙4得点を上げ、勝負あり。青藍泰斗も9回1アウトから増田から代わった井原を攻め2点を取りますが、追い上げもそこまで。5番代打の三上を打ち取り、西武台が15安打9得点と打力を発揮し、32年ぶりの選抜当確にあと1勝としました。

 

秋季関東大会1回戦 青藍泰斗―西武台 上毛新聞敷島球場

西武台  001 120 014|9 増田、井原―伊澤

青藍泰斗 030 000 012|6 大金、佐々木、森島―猪瀬

 

  西武台  打安点   青藍泰斗  打安点

8  武 井 500  5  阿 部 520

(8) 李       3  佐 藤 400

4  小 松 410  (7)君 島 110

9  深 田 310  73 石 川 320

5  松 木 532  (R)高 橋

3  山 田 523  2  猪 瀬 312

2  伊 澤 530  81 佐々木 331

6  横 江 311  (1)森 島

1  増 田 411  (H)三 上 100

(1)井 原      9  押 山 300

7  庄 司 422  (9)齋 藤 101

            6  小太刀 411

            4   岡  301

            1  大 金 110

            (H)小 林 100

            (8)朝 倉 100

            (H)川 邉 100

 

投手成績

西武台 回   安球振責 青藍泰斗 回   安球振責

増 田 8.1 8314  大 金 5   8224

井 原 0.2 3212  佐々木 3.1 7205

              森 島 0.2 0200