きゅーいちのあれ(仮)

だいたい野球のこと

BCリーグ前期が終わったので気になった選手の成績を書く

【投手】

・鈴木 駿輔(福島レッドホープ)

10試合 3勝2敗 28.2回 20奪三振 防御率5.40

1.000(3-3) 0本 3打点 0盗塁 0三振 OPS2.000

聖光学院高では夏の甲子園ベスト8に貢献し、青山学院大でも出番を増やしつつあったが、福島に入団した。初登板は5回9失点と乱調だったが、徐々にBCの水に慣れてきたか実力を発揮しつつある。打の方も3打数3安打と今後の起用方も気になってくる。GO/AOが0.46って凄いっすね。

 

・小沼 健太(茨城アストロプラネッツ)

10試合 2勝7敗 61回 45奪三振 防御率4.43

新球団の茨城を引っ張る大型右腕。1つでもチームに勝利をもたらすため、後期は快投を続けたい。

 

・辻 空(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

10試合 1勝0敗1S 9.2回 16奪三振 防御率3.72

広島を戦力外になり今季加入した快速右腕。150を超えるストレートで奪三振を重ねる。1ヶ月間登板が無かったり心配していたけど、ここ最近は登板も多くなり、後期の開幕を先発で任される。正直BCにいるべきではない選手と思うのでNPBはどこか獲って。

 

・青柳 正輝(群馬ダイヤモンドペガサス)

11試合 9勝0敗 78.2回 50奪三振 防御率1.60

高校時代は群馬を沸かせた軟投派左腕。先発の柱になるとのらりくらりとらしさを発揮し、前期優勝の大きな立役者に。

 

・長谷川 凌汰(新潟アルビレックスBC)

10試合 3勝1敗 47回 41奪三振 防御率1.91

新潟三本柱(自分が勝手に呼んでる)の一人。長身から投げ下ろすストレートは威力十分。今年は安定した成績を残し、47回で9四球と制球力も安定。

 

・海老塚 耕作(新潟アルビレックスBC)

17試合 1勝0敗5S 18回 16奪三振 防御率0.50

高校時代は福田俊(日本ハム)と共にチームを支え、大学時代はリリーフとしてチームを牽引し、最後の秋は神宮大会へ導いた力投派右腕。ここまでは18回で8安打4四球、防御率0.50と圧巻のピッチング。

 

・有馬 昌宏(富山GRNサンダーバーズ)

17試合 0勝1敗1S 17.2回 26奪三振 防御率1.53

 独特なテイクバックから打者を牛耳るサウスポー。奪三振率は13.25と驚異的な数字。

 

・原田 宥希(福井ミラクルエレファンツ)

22試合 2勝0敗 26.1回 27奪三振 防御率4.44

四国ILを代表する選手がBCに入団。序盤は打ち込まれるシーンも目立ったが徐々に対応している。140後半のストレートは威力があり、前期最下位に沈んだチームを浮上させたい。

 

・金城 登耶(オセアン滋賀ユナイテッドBC)

8試合 1勝0敗 13.1回 8奪三振 防御率8.10

近江高校では背番号1を背負った高卒ルーキーサウスポー。緩急を使った投球が持ち味であり、6/20の富山戦では5回1失点で初勝利。後期飛躍できるか期待したい。

 

【捕手】

・速水 隆成(群馬ダイヤモンドペガサス)

.333(105-35) 8本 30打点 0盗塁 24三振 OPS1.061

パワフルな打撃が持ち味な大型捕手。序盤はバッティングに苦しんだが徐々に本来の実力を取り戻した。攻守でチームを牽引する。

 

・喜多 亮太(石川ミリオンスターズ)

.238(122-29) 3本 18打点 1盗塁 27三振 OPS.700

高校、社会人と強豪チームでマスクを被り、全国でも経験豊富な選手がBCに加入。盗塁阻止率は.438と実力を発揮。

 

・茨木 智也(オセアン滋賀ユナイテッドBC)

.344(96-33) 0本 8打点 5盗塁 9三振 OPS.827

西濃運輸とのオープン戦で打撃が目立っていた選手。最近は外野での出場が多く打撃でも成績を残しつつある。レギュラーに定着できるか。

 

内野手

・青木 颯(群馬ダイヤモンドペガサス)

.331(133-44) 1本 24打点 6盗塁 9三振 OPS.918

群馬の安打製造機。昨季も打率.352をマークしており、前期終盤にはスイッチにも挑戦中。様々なことに取り組みさらなるレベルアップを。

 

・ラファエル ポロ(群馬ダイヤモンドペガサス)

.401(152-61) 16本 44打点 10盗塁 12三振 OPS1.252

前期では開幕から大爆発し、現在三冠王カラバイヨの穴を完全に埋めた。6/8にはサイクルヒットを記録した。内外野守れるユーティリティーさも持ち合わせ、チームの柱を担う。

 

・佐野 悠太(信濃グランセローズ)

.336(119-40) 0本 18打点 0盗塁 13三振 OPS.824

ルーキーながら5番に定着し、打率も.336を記録。前期優勝に大きく貢献した。兄はDeNAに所属する佐野恵太。

 

・神谷 塁(石川ミリオンスターズ)

.354(147-52) 0本 11打点 23盗塁 16三振 OPS.815

昨季リーグトップの35盗塁を記録した快足は今年も盗塁王をひた走る。課題の打撃でも打率3割を大きく超えている。

 

【外野手】

・加藤 壮太(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

.328(128-42) 4本 16打点 15盗塁 24三振 OPS.932

走攻守三拍子揃った大型外野手。序盤は極度の打撃不振だったが、中盤から爆発し、打率3割を超えた。リードオフマンとしてチームを引っ張る。

 

・工藤 陽平(オセアン滋賀ユナイテッド)

.260(77-20) 0本 5打点 3盗塁 10三振 OPS.663

高校時代は全国制覇に貢献し、大学でも主力として活躍。実績を考えると前期の成績はやや寂しい。後期での活躍を期待した。