【勝ち上がり】
2回戦 高経大附 3―1
3回戦 新田暁 8―1(7回コールド)
4回戦 商大附 8―0(7回コールド)
準々決勝 常磐 4―0
準決勝 明和県央 10―3(8回コールド)
決勝 健大高崎 6―4
初戦の高経大附戦では先制を許すものの、その直後に同点、次の回で逆転した。3回戦、4回戦は投打ともに圧倒。準々決勝の常磐戦はサウスポー仙波に苦しむものの、終盤畳みかけ、投手陣も踏ん張り勝利。準決勝は粘る明和県央を振り切った。決勝は5季連続決勝のカードとなった健大高崎のペースを握らせず、5季連続の県大会優勝を果たした。
【投手陣】
この夏背番号1を背負った皆川が、6試合中5試合に先発。26回1/3を投げて30奪三振、失点3と安定。自己最速の149km/hを計測した右腕が聖地で大台に乗れるか。準決勝では怪我から復帰した吉澤が先発。8回3失点の好投を見せた。サウスポーの丸山は右肩を脱臼しながらも初戦では9回0アウト1、2塁から、準々決勝では9回1アウト満塁からマウンドに上がり1点も与えなかった。決勝でも4回からマウンドに上がり、6回2失点のロングリリーフで優勝投手となった。この夏も痺れる場面でチームに流れを呼び込む
投手成績 回 安 三 四 失 防御率
皆 川 26.1 14 30 8 3 0.68
吉 澤 14.1 9 10 1 3 1.88
丸 山 7.2 4 5 1 2 1.17
木 島 0.2 2 0 1 1 13.50
根 岸 0.0 1 0 1 0 ―.――
【野手陣】
1番の丸山が右肩脱臼、4番の飯島が左手首骨折の怪我明けと主力が故障しながらも、勝ち上がった。故障しながらも丸山は打率.353、8四死球7盗塁を記録し、トップバッターとして好成績を残した。試合まで残り日数は少ないがどこまで万全な状態で臨めるか。6番吉澤、7番小池、9番黒澤の下位打線が好成績を残しているおり、そのため、2番堀口は打率.214ながらもチームトップの10打点。3番戸部が不調だったが、戸部、飯島に当たりが出れば頂点も見えてくる。
野手成績 打数 安打 本塁 打点 盗塁 打 率 OPS
(中投)丸 山 17 7 0 2 7 .353 1.031
(二) 堀 口 14 3 0 10 2 .214 .714
(捕) 戸 部 15 3 0 4 0 .200 .504
(三一)飯 島 10 3 0 0 0 .300 .764
(投中)皆 川 25 7 1 4 0 .280 .680
(左投)吉 澤 22 9 1 6 0 .409 1.045
(一) 小 池 18 7 0 4 0 .389 1.254
(右) 飯 塚 18 4 0 1 1 .222 .556
(遊) 黒 澤 14 7 0 2 3 .500 1.183
三 北 原 7 0 0 0 0 .000 .000