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秋季群馬県大会2回戦 健大高崎―桐生工

New健大高崎が見たくて観戦してきました。

健大高崎は前チームから活躍している1,2年生が多いので評判も高いですね。西毛リーグでも全試合コールド勝ちと聞いています。

 

<<試合経過>>

健大高崎は初回から湯浅がデットボールで出塁、すかさず初球盗塁。続く小野寺がライト前ヒットで、0アウト1、3塁。小野寺も初球盗塁をし、0アウト2、3塁。3番安藤、4番山下の内野ゴロの間に2点を先制。

健大高崎、先発の伊藤は2、3回とピンチを背負う。特に3回は1アウト2、3塁の場面で2番の赤石に頭部デッドボールを当ててしまい1アウト満塁となる。しかし、3番堀田、4番の前の打席2ベースを打った島を打ち取り無失点で切り抜けた。

その後も健大高崎は継投に入り、打線も追加点を取り、最後は4番の山下の2点タイムリー2ベースで10―0、6回コールドとなった。

 

<<寸評>>

健大高崎が強さを見せた試合になりました。

と思いましたが、なんだか10―0という試合だったけれどもあまり打線に迫力が無かった……。相手の自滅もあり、安打が8本しかなかったからだと思うが、もう少し長打がほしい……。それでもこの試合は8盗塁し、走塁も抜け目なく、点に結び付けるのはさすがだと思うけど。

投手陣は相変わらず不安定。前チームでも活躍したエースの伊藤だけど結構捉えられていた。クイックも遅いし、あれでは走られてしまうのでは。ただ、頭部デッドボールの後、動揺せずストライク先行で3、4番を打ち取ったのは見事でした。

しかし、上に行くとなるとこの投手陣で大丈夫なのか……と思いましたね。

 

一方の桐生工。ヒット自体は6本出て、速い直球にも喰らいついていました。得点圏にも4回あったけど、健大高崎投手陣に、かわされました。投手陣は四死球7つが痛かった。それがなければ、まだ分からなかったかも……。

 

気になった選手は健大高崎の小野寺と桐生工の島ですね。小野寺は右へ左へヒットを打ち、盗塁も3つ記録。西毛リーグでも好調だったようで、この選手が2番に置けるのはいいですね。島は伊藤の速球に負けず、ライトへ2ベースを放ちました。一冬越えた彼に期待します。

 

健大高崎は次は富岡高校と対戦。初戦13得点、今日も7得点と打線が好調の富岡。健大高崎投手陣がどう抑えるか見物ですね。

 

秋季群馬県大会2回戦 桐生球場

桐生工  000 000|0  堀田(11/3)、松村(41/3)

健大高崎 230 032|10 伊藤(3)、向井(2)、竹本(1)